ディスパッチ食のチカラ(2013年07月号)
質問者:高校2年生 柔道部 男性
- インターハイで勝ち進むと、なかなか試合の間に食事を取ることができません。何か食べておきたいのですが、いつ、どんなものを食べればいいでしょうか?
- 次の試合までの時間に応じた、糖質の補給をしましょう!
団体戦や個人戦など、1日に多くの試合をこなさなければならない柔道選手は、昼食がとれないことがありますよね?複数の試合をしっかり乗り切るためには、次の試合時間を逆算した上で、試合後に速やかに糖質を補給し、次の試合の直前には食べ物が消化、吸収されている状態にしましょう。
3~4時間前
ごはんやめん類など糖質中心の食事
2~3時間前
小さめのおにぎりやバナナなど糖質中心の補食
1~2時間前
バナナジュースやゼリー飲料などの水分中心の補食
30分前
スポーツドリンクや100%ジュースなどの糖質中心の水分補給
ただし、食べ物の消化時間には個人差があります。また緊張度合いによっても変わってきますので、体調を考慮して食べるようにしましょう。
連戦になる場合には、速やかな疲労回復も次の試合を大きく左右することになりますので、先月の食のチカラも参考にしてみてください。