2011東日本大震災復興支援SAQスクール報告

クレーマージャパンは、日本SAQ協会と協力し、3月11日に発生した「東日本大震災」の復興支援活動として、4月14日・15日の2日間、宮城県石巻市でSAQスクールを開催しました。

飯野川中学校

蛇田中学校

石巻中学校

石巻市体育協会・陸上競技協会の皆さん

・4月14日：石巻市立飯野川中学校、石巻市立蛇田中学校
・4月15日：石巻市立門脇中学校、石巻市立石巻中学校（原田康弘コーチ母校）

スクール報告

4月14日・15日の2日間、クレーマージャパンは日本SAQ協会と協力し、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市でSAQスクールを行いました。
石巻市は、先の震災で壊滅的な被害を受けた地域のひとつです。現在でも多くの被災者が避難所で生活しており、今回の会場となった各中学校の体育館や教室も避難所となっていました。学校のグラウンドは災害派遣用の駐車場になっているため、車の往来によって固く踏みしめられ、タイヤ痕もいたるところにある等、運動を行う環境としても制限されていました。

開始時刻が迫り、スクールが始まることを知らせる放送が避難所内に流れると、避難所の中からたくさんの子ども達がグランドに集まってくれました。参加者の皆さんは、下は幼児から小学生や中学生、そして会場によっては陸上部やバレーボール部に所属する生徒さんの姿もありました。
集まった子ども達に原田康弘コーチ（石巻市出身）が熱く語りかけスクールが始まります。

「私も石巻市出身です。これから石巻市が復興するためには、子ども達が元気でなくてはなりません。今日は短い時間ですが、一緒に楽しく身体を動かしましょう！」

原田康弘コーチがマイクロハードルを用いたスピードトレーニング、吉田謙介コーチがクレイジーボールを用いたランダムアジリティトレーニング、豊田太郎コーチがラダーを用いたアジリティトレーニングをそれぞれ担当しました。
参加者の中には震災によって辛い経験をした子どももいましたが、スクールに参加している時間は、みんな楽しくSAQトレーニングを行ってくれました。

クレーマージャパンでは今後も、被災地の教育委員会や体育協会、各種競技団体と連携を取り、このような支援活動を継続して行なっていきます。

当日参加者の皆様が着用したデザインのTシャツは、東日本大震災復興支援チャリティTシャツとしてこちらからご購入いただけます。また、2011年から毎年新しいデザインを作成し、チャリティTシャツとして販売しています。ご購入いただきました代金のうち、原価・販売経費・税を除いた全収益金を、義援金として寄付させていただきます。