CRAMER HISTORY
クレーマープロダクツ社はNATA(全米アスレティックトレーナーズ協会)設立に際し多大な貢献をするなど、実に100年の歴史を持つスポーツ大国アメリカの老舗企業です。その経験と知識を、クレーマージャパンは一身に受け継ぎました。
1938 (左)フランク・クレーマー(右)チャック・クレーマー
クレーマープロダクツ社
1918年 クレーマープロダクツ社設立
アメリカカンザス州にてクレーマープロダクツ社設立。当時棒高跳びの選手であり薬学部の学生であったチャック・クレーマーが、捻挫の治療薬を独自に開発。その治療薬はフットボールの名門ノートルダム大学で使用され、多大なる効果をもたらしました。これが伝説とも言うべきクレーマー社の歴史の始まりです。1932年のロサンゼルスオリンピックには、チャック・クレーマーと兄弟であるフランク・クレーマー両氏が、アメリカ代表チームのトレーナーとして参加しました。
1918 チャック・クレーマーは地元のスポーツチームに販売するために自宅で塗り薬を作り始める
1923 クレーマープロダクツ社は「アスレティック塗り薬」を米国商標登録した
1928 この塗り薬を伝説的アメリカンフットボールコーチ(ノートルダム大学)であるクヌート・ロックニーに販売し、推薦の言葉をもらった
1932 米国オリンピックチーム初のトレーナーとして活躍した、チャック・クレーマーとフランク・クレーマー
1950年 全米アスレティックトレーナーズ協会の最初の総会を主催
1950 クレーマープロダクツ社は全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)の最初の総会を主催することとなった
クレーマープロダクツ社はアスリートに真に役立つクリームやサポート用品の開発に努め、画期的なサービスシステムを提供しながら成長。特に1950年、NATA(全米アスレティックトレーナーズ協会)の設立においては、人材や資金などの援助をし、現在3万人を超すトレーナー会員を有する同協会の基礎を創り上げました。
1957年 「学生トレーナー養成講座」開設
学生や指導者に必要なスポーツ傷害の予防やケアに関する情報を提供する「学生トレーナー養成講座」を開設。この講座が現在プロとして活躍している多くのアスレティックトレーナーたちのきっかけとなり、彼らを支え育てました。
1957 クレーマープロダクツ社はスポーツ傷害の予防と治療に役立つよう、高校生を訓練する「学生トレーナー養成講座」を導入した
1961 チャック・クレーマーとフランク・クレーマーは全米スポーツグッズ協会殿堂入りを果たす
1964 東京オリンピック用のスポーツ医科学用品の注文商品を点検しているチャック・クレーマーとフランク・クレーマー
クレーマー・プロダクツ・ジャパン
1987年 クレーマープロダクツ社の日本総代理店の権利を獲得
1982年、渡米した外園隆はクレーマープロダクツ社の教育活動に深く感銘し、日本のスポーツ界への普及活動を決意。ひたむきな熱意と行動がクレーマープロダクツ社の心を動かし、ついに外園は同社の日本総代理店の権利を勝ち取りました。その間、実に2年間の年月を要しました。
1991年 クレーマー・プロダクツ・ジャパン設立
会員制度を展開
米国クレーマープロダクツ社の意思と伝統を受け継ぎ、スポーツ医科学に基づいた傷害の予防、ケア、トレーニング方法など、ソフト面の充実に重点を置き、会員制度という画期的な方法を用いて活動を展開。またこの年、「クレーマースポーツ医科学センター」を開設。
米国クレーマープロダクツ社の意思と伝統を受け継ぎ、スポーツ医科学に基づいた傷害の予防、ケア、トレーニング方法など、ソフト面の充実に重点を置き、会員制度という画期的な方法を用いて活動を展開。またこの年、「クレーマースポーツ医科学センター」を開設。
日本初SAQトレーニング導入
SAQトレーニングセミナーを日本全国で幅広く展開し、現在SAQトレーニングはプロ・アマ問わず、あらゆる競技のトレーニングに取り入れられています。
SAQトレーニングセミナーを日本全国で幅広く展開し、現在SAQトレーニングはプロ・アマ問わず、あらゆる競技のトレーニングに取り入れられています。
海外ワークショップを開始
オレゴン大学との業務提携により海外ワークショップを開始。本場アメリカのアスレティックトレーナー制度を身をもって体験した参加者の多くが、現在トレーナーとして第一線で活躍しています。
オレゴン大学との業務提携により海外ワークショップを開始。本場アメリカのアスレティックトレーナー制度を身をもって体験した参加者の多くが、現在トレーナーとして第一線で活躍しています。
1995年 テーピング販売のスタンダードを確立
ホワイトテープを当時の平均市場価格の約半額という大胆な価格設定で販売開始。テーピング業界において適正価格のスタンダードを確立し、以降日本中に広くホワイトテープが普及する大きなきっかけとなりました。
クレーマージャパン
1998年 株式会社クレーマージャパンに社名変更
スポーツ医科学に基づいた
ウェア部門を創設
驚異の発汗作用をもつサーキュレーションスーツの更なる拡大に向け、開発を強化。翌年にはこれまでとは全く異なるウェアプリント方法「サブリメイトシステム」を全国的に展開。
ウェア部門を創設
驚異の発汗作用をもつサーキュレーションスーツの更なる拡大に向け、開発を強化。翌年にはこれまでとは全く異なるウェアプリント方法「サブリメイトシステム」を全国的に展開。
2004年 デニバン販売開始
強靭さとしなやかさを特徴とした新しいコンセプトのテープを開発、販売を開始。日本で誕生したデニバンは、多くの海外のトップチームでも採用されています。
2005年 トレーニングセンター開設
クレーマースポーツ整形塾の第1号拠点であるトレーニングセンターを開設(2005年〜2013年)。トレスシステムの確立によりアスリートのサポート体制を確立。
2007年 クレーマーディスパッチ配信開始
ケアやトレーニング、栄養の知識などを月に一度配信するメールマガジンがスタート。スポーツを楽しむすべての方に役立つ情報を配信しています。現在まで継続して配信され、多くの方々に愛読いただいています。
※2018年4月より季刊誌(年4回)となりました。
※2018年4月より季刊誌(年4回)となりました。
2009年 本社社屋の移転を完了
大型物流センターを隣接し、より確実でスピーディーな業務体制を実現。
2010年 全面昇華プリントを可能としユニフォーム部門を強化
サブリメイトの技術を進化させ、ウェア全面へのプリントが可能となりました。ピステやパーカーなどアイテムを増やし、オリジナルチームウェアの世界をさらに広げています。
2011年 全面昇華プリントTシャツ販売開始
全面プリントユニフォームの技術を使ったTシャツを大会会場の売店にて販売開始。部分的にプリントの入ったTシャツが一般的だった売店に、色鮮やかで自由なデザインが並び、Tシャツの新時代が到来しました。
2013年 クレーマー鍼灸整骨院開設
トレーニングセンターを継承し、アスリートに向けた新たなスポーツ体制を確立するため、クレーマー鍼灸整骨院1号店を開設。
2015年 BODY TUNING STUDIO クレーマー鍼灸整骨院開設
クレーマー鍼灸整骨院の2号店となるBODY TUNING STUDIOを開設。2017年にはさらなるアスリートの要望に沿った環境の充実を目的として1号店と2号店を統合。これにより、アスリートから求められる様々な要望に対して常に最善のプランをご提供できるようになりました。
2016年 日本パラ陸上競技連盟とオフィシャルパートナー契約を締結
2017年7月に開催されたWPA世界パラ陸上競技選手権大会(ロンドン)へ参加する日本代表選手団のウェアを作製。2018年1月には、2021年3月まで契約を延長することを発表。
現在 より良いスポーツ環境の創造へ
スポーツ医科学の見地からケア、トレーニング、ウェアの事業を展開。ソフトとハードの両面から総合的なスポーツ環境の改善を目指しています。