歩く、立つ、しゃがむ、などの日常生活の動きから、ダッシュ、ストップ、ジャンプ、方向転換などダイナミックな動きまで、あらゆる動作において股関節の働きは重要です。股関節の硬さや動きの悪さはパフォーマンスの低下はおろか、ケガのリスクにもつながります。今回は股関節周りの硬さやつまりなどを簡単にチェックできる方法と、それを改善するストレッチをご紹介します。体の状態を知るためにも練習前に行い、ストレッチ後には再度チェックを行って、つまっている感じや硬さがどう変化をしたのか確認しましょう。

目次
30秒でできる! 股関節の動きをCHECK!
改善ストレッチ

30秒でできる! 股関節の動きをCHECK!

二人組で行います。パートナーの膝とかかとを持って、膝で円を描くように内側に回します。
無理やり早く、強く動かさず、大きくゆっくり回しましょう。
※股関節のつまりや違和感の原因は、骨格や筋肉の構造などで個人差があります。
痛みや違和感がある人は、医師や専門家に相談しましょう。

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太ももの付け根の筋肉、太ももの内側の筋肉が硬くなっている
→ 腰痛の原因や、走る時のストライドが狭くなる原因

お尻の筋肉が硬くなっている
→ パワーポジションや1歩目の動き出しが上手くできない原因

改善ストレッチ

ストレッチA 四股ストレッチ(太ももの内側)

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①つま先を八の字に開いて、足を左右に広げる。
②ひざ頭がつま先と同じ方向を向くようにしながら腰を落とす。

ストレッチB 太ももの付け根(前側)のストレッチ

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①片方の足を大きく前に踏み出し、反対側の足は膝を伸ばして後ろに大きく引く。
②腰を前に押し出すようなイメージで、太ももの付け根の前側を伸ばす。



vol138 ディスパッチ
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