ディスパッチクレーマーレポートトレーニング編(2012年06月号)
質問者:部活動をする高校生の母

夏場にお弁当を持たせたいのですが、食中毒が心配です。何かいい方法はありますか?
前日の作り置きはやめて、しっかり加熱をしましょう。更に水気をしっかり切ることを意識しましょう。

市販のお弁当に比べて、自宅から持って行くお弁当は栄養のバランスを整えやすく、かつ経済的でもあります。しかし夏場のお弁当は食中毒の心配もあるため、おにぎりなどの簡単なものに済ませがちです。そこで今回は食中毒を防ぐポイントについてご説明いたします。

①しっかり加熱をする
・玉子焼きは半熟にせず、しっかりと焼きましょう。
・電子レンジを使用する場合は途中でかき混ぜるなどの工夫をして、加熱ムラをなくしましょう。

②水気をしっかり切る
・生野菜は極力避け、使用する場合はしっかり水気を切りましょう。
・ごはんや加熱したおかずはしっかり冷ましてから弁当箱に詰めましょう。

③できるだけ涼しい所で保管する
・調理終了後、できるだけ早く食べるようにしましょう。
・喫食まで時間がかかる場合は保冷材を使用しましょう。
・車の中や日のあたるところに置くときはクーラーボックスに入れるようにしましょう。

④その他
・酢や梅は細菌の増殖を抑えると言われています。調理に上手に活用しましょう。
・おかずの作り置きは極力避け、使用する場合は冷蔵庫で保存し、使用するときはしっかり加熱してから使用しましょう。
・人の手には細菌がたくさん付いています。食材には手で直接触れないようにしましょう。おにぎりを握るときは、ラップを使用しましょう。

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