8月19日(4日目)
今日のメインは、みなさんにもなじみの深いCPR!しかし、日本とアメリカのCPRをとりまく環境に大きな違いがありました。
まずは、エマージェンシープラン。聞いたことのない人もいるかもしれませんが、トレーナー活動中の緊張時の行動、人員の役割分担、対処の手順を想定して事前に計画するものです。これがアメリカで徹底されているのです。事前準備をしっかりしておくことの重要性をみなさん再認識していました。

←↑ スパインボード(脊柱ボード)の使い方の実習。スパインボードの使用説明をするとみなさん興味深々で聞き入っていました。日本では、まだまだ浸透していないのが現状のようです。
クレーマーのバキュームスプリントもアメリカの救急の現場で大活躍している用具の1つで、講義の中でも出てきていました。

- CPR -

午後はCPRの実習でした。みなさん経験した人も多く、率先してダミーで練習していました。お互いシチュエーションを想定し、実際の現場に近い状況で実践していました。↓→


- AED - (自動体外除細動機)

日本では救命救急士や医師以外にも、ようやく使用許可がおりたAED(自動体外除細動機)も実際に触れて体験できました。↓→


↑ 運搬法 ↓ ↑ 気道閉塞 ↓

また予定にはなかったテーピング実習の時間も設けていただきました。マイク氏にケガと受傷機転を課題として与えられ状況に応じてテーピングをする練習をしました。現場に近い状況で実習ができたので、良い緊張感が持てました。


このジョージア大学は脳震盪の研究でも有名な大学です。日本には少ないニューロコムというバランス能力を測定する機会を体験することができました。この機械を使う事で脳震盪前後のバランス能力の違いを多角的に分析できます。全員体験することができましたが、私の結果は・・・。

今日は実習も多く、トレーナーとして必要な救命救急を身につけるいい機会でした。
では、次回をお楽しみに。

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