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足首の捻挫を繰り返さないために
捻挫からの完全復帰に向けて 〜外部サポートが必要かチェックしてみよう〜
1.関節の動きのチェック
関節の動きに関しては、左右の足首が同じ範囲内で動くことが理想となります。
捻挫をした側の動く範囲が小さ過ぎても、また、大き過ぎてもいけません。
まず、(図1)に示す4方向に対し、自分で自分の足首を動かしてみましょう。
動かす場合は、親指の先を基準にして、足首だけを動かすように注意します。
この4方向への動きのチェックで、足首の動きが十分に存在するか否かを確認します。
次に(図2)に示す二つの動きは、スポーツドクターやトレーナーなどの専門家にテストしてもらう必要があります。
これは先のテストとは異なり、どれだけ関節の動きが大きいかを確認するテストです。
すなわち、前回の捻挫で靭帯がどれだけ伸びたり切れたりしたかを確認するのです。
再度整理しますが、(図1)では動きが小さ過ぎないかどうかを、(図2)では大き過ぎないかどうかをテストします。
(図1)のテストで捻挫した側の動きが小さかった場合には、(図3)のトレーニングを行い、関節が大きく動けるようにしていきます。
もし、(図2)のテストで動きが大き過ぎた場合は、運動時の外部サポートの使用を継続し、
練習終了後に次のページで紹介する、筋力のトレーニングを実施することで足首の強さの再獲得を図ります。
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- 【索引】
- 足首の捻挫について
- 復帰に向けて〜関節のチェック
- 復帰に向けて〜筋肉のチェック
- 復帰に向けて〜バランスのチェック
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