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足首の捻挫を繰り返さないために
捻挫からの完全復帰に向けて 〜外部サポートが必要かチェックしてみよう〜
2.筋力のチェック
次に筋力の状態確認です。
ここでは手で抵抗をかけ、力比べ(遠心性収縮)の要領で筋力を調べます(図4)。
図中の赤い矢印は、足の力を入れる方向、黄色の矢印は手の力を入れる方向です。
もし、捻挫をした足が反対側の足と比べて著しく弱く、手に押され負けしてしまうようであれば、以下に説明するトレーニングが必要です。
このトレーニング(図5)は、外部サポート抜きで行う必要があります。
(図5)のトレーニングが容易にできるようになったら、(図6)の3種目を素足でゆっくりとしたスピードで行い、慣れてきたら少しずつスピードを上げていきます。
ただし、スピードを上げる場合は、1ヶ月以上のスパンで、決して無理をせず、自分の足首の状態を見ながら慎重にスピードを上げましょう。
なお、関節の動きが大きい人は、(図6)のトレーニングを行わないように注意してください。
3.筋持久力のチェック
次に、(図5)と(図7)のトレーニングが左右同じ回数できるか確認します。
捻挫をした側の足が著しく少ない回数しかできない場合は、
テストで行った(図5)と、(図7)のトレーニングを反復して行っていきます。
10日から2週間しても改善が見られない場合は、 医師に相談し、腰部に問題がないか確認しましょう。
また、1,2回目は左右同じように力が出せても、回数を重ねるごとに力が急降下するような場合も、腰部の神経が原因という場合があるので、専門家の支持を仰いでください。
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- 【索引】
- 足首の捻挫について
- 復帰に向けて〜関節のチェック
- 復帰に向けて〜筋肉のチェック
- 復帰に向けて〜バランスのチェック
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