クレーマージャパン クレーマージャパン

シンスプリント予防トレーニング

シンスプリント予防トレーニング

シンスプリント予防に関する考え方

ここで言う予防とは、障害の発生、再発を予防する方法、もしくはそのための処置と考える。
そこで、障害の発生、再発を予防する方法として、
  1. 理想的な規模の関節可動域(関節の動き)を有する事 (柔軟性の必要性)
  2. 動作に関わる筋力が、環境に対し十分である事 (筋力UPのトレーニングの必要性)
以上の2点が重要と考えられる。柔軟性は高過ぎても低過ぎても障害・外傷に繋がるが、 低過ぎる(身体が硬い)場合が一般的に多い。

シンスプリントの予防に柔軟性の必要性

以上のように、柔軟性が予防に必要な要素の一つである事から、まずは柔軟性について考えてみたい。柔軟性は大きく以下の二つの種類に分けられる。
  1. 関節自動可動域(関節の筋の力を利用し、自分で動かす事の出来る範囲)
  2. 関節他動可動域(他人の力を借りて、動かす事の出来る範囲)
運動において高いパフォーマンスを発揮するためには、理想的なフォームで運動する事が重要になるが、 これには関節自動可動域が多く要求される。
理想的なフォームで運動する事は、単にパフォーマンスを高めるに留まらず、障害・外傷の発生率を抑える事も期待出来る。 関節自動可動域を高めるには動的ストレッチが理想的なので、 ウォームアップ時の動的ストレッチを積極的に行い、怪我の予防と、パフォーマンス向上を目論む。
また、他動的な運動の中でも自動運動で高められない部位の運動を行う事により、 更に柔軟性を高める事も出来る。 SAQトレーニングDVD

予防のためのストレッチング

人間が本来持っている関節可動域を確保し、足関節、及び膝関節の関節可動域訓練を自重をかけない 自動運動や、他動運動を行う。 以下に挙げるものが代表的なストレッチングの方法である。
(画像をクリックをすると動画として閲覧ができます。 フラッシュプレイヤーが必要です。以下のストレッチの動画は「SAQトレーニングDVD第二巻」の一部分です)

足関節可動域訓練


トーアップ&ダウン
〜爪先の上下運動(自動運動)〜

トーサークル
〜足首を回す運動(自動運動)〜

膝関節柔軟性訓練


大腿部前面(上下・左右)
〜太ももストレッチ運動(自動運動)〜

股関節可動域訓練


横開脚
〜内太もも伸ばし運動(他動運動)〜

左右移動(3パターン)
〜内太もも伸ばし運動(他動運動)〜

前後運動/股関節回し
〜前後足開き運動(他動運動)〜
  1. page1 シンスプリント予防に関する考え方と柔軟性
  2. 【ケア】 シンスプリント対策 〜シンスプリントになってしまったら〜